プラグインの最近のブログ記事

ある程度、記事の投稿のペースが上がったり、投稿する数が多い場合、得てして似たような体裁の文章を投稿することも多い。

そんな場合、既存の記事をコピーして新規の記事を作れれば非常に楽ができるのだが・・・

WordPressの標準機能にはそのような機能はない。(MTにもないが)

で、ググってみたら、「Duplicate Post」なるプラグインがあることがわかった。

が、しかし、「Duplicate Post」の最終リリースは2014年2月となっていて、1年以上更新されていない。WordPress本体の最新Ver.は4.1.1だが、WordPress.orgで確認する限り、WordPress(4.1.1)+Duplicate Post(2.6 最新)の組み合わせは、Not enough data となってしまう。
また、WordPress管理画面の「プラグイン」>「新規追加」のページで「Duplicate Post」を検索すると、出ては来るが、「お使いのバージョンの WordPress ではテストされていません」となる。
dppost001.png

幸い、似たようなプラグインは多数あるので、色々探ってみる。
日本語化されたプラグインも数は増えてきているが、「プラグイン」>「新規追加」で出てくるプラグインの説明は基本英語なんで、少々難儀はするが、「互換性あり」のメッセージがでているプラグインを探す。

その中から、英語の説明文の雰囲気やスクリーンショットから「Duplicate and Merge Posts」なるものをインストールしてみる。

STEP1:インストールして有効化し、記事の投稿画面に移ると、新しいボタンが登場している。
dppost002.png
【Duplicate and Edit】というボタンが従来からあった【更新】ボタンの上に割り込んでいる。
操作はこのボタンを押すだけ。すると、記事がコピーされ、『コピー後の記事』の編集画面に映る。
*なので、元記事は先に保存してからコピーしましょう。

STEP2:『コピー後の記事』の編集画面にも、ボタンが少々増えている。
dppost003.png
表題に[Dupulicated]という文言が付け加わるのと、【保存/更新】ボタンがあるべき場所に、別のボタンが表示されている。
が、「記事をコピーして再利用」というだけのニーズであれば、最下部の【Save as New Post】ボタンを押せば良い。
すると、新規投稿としてコピー後の記事が投稿されるという具合だ。

STEP3:更に、画面が切り替わり、今度は保存後のコピー後の記事の編集画面に移り、ここでも少々ボタンが増えている。
dppost004.png
もっとも、この青/赤のボタンは表示されていても、特に支障が出るわけではない。
青の【Ooops(以下略)】のボタンを押せば、STEP2の状態に戻すことが出来る。
一方、これらのボタンの表示が鬱陶しければ、赤い方の【Unlink (以下略)】のボタンを押せば良い。

このプラグイン自体は名が示す通り、【記事のマージ】の機能もあるようだが、今回はスルー。
あくまでも、既存記事の再利用がしたいだけだったので、それならばマージ機能は必要なかろう。
そもそも、「Duplicate Post」プラグインの代用なのでマージ機能は必要ないということです。

BackWPup使ってみた

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表題の"BackWPup"というのは、WordPress用のプラグインの名称で、WPの管理画面から、Webサーバ上のファイル一式や、WPで使用しているMySQLのテーブルのバックアップが出来るというプラグイン。

使ってみた雑感を少々。

使用方法については、『ネタワン』様を参照していただいたほうが良いと思う。

注意点としては、データベースバックアップの必要がある場合、PHP5機能拡張のMySQLiが必要という点。
私はロリポップ!で試してみたが、黙っているとPHP5.3系でMySQLiは入っていなかったので、バックアップ時にエラーとなった。
もっとも、PHP5.4に変更が可能で、その場合はMySQLiも入っているので、使用するPHPを5.4に変更すればOKでした。

で、感想。

たしかに、管理画面からファイルとDBがまとめてバックアップできるのは便利。定時実行を掛けられるのも魅力だろう。
ただ、リカバリーは手動で行う必要があるので、それなりにサーバ構築のスキル・ノウハウは必要になる。
まあ、IT技術者の視点にたてば、あくまでもプラグインなので、それを使って復旧まで出来るとは期待していないので、それでいいのだが、問題はエンドユーザーかな?
WordPressを導入することで、特別なスキルがなくても、自力でサイトが運用できるという触れ込みがなされていることが多いが、バックアップやリストアは専門家に任せて欲しいところである。
さすがにphpMyAdminでゴニョゴニョという、緊急時向けのオペレーションを、お客さんに自らやってもらいたいとは思わない。

あとは、『ネタワン』様でも指摘されているが、サーバにそれなりの負荷がかかるので、上位プランとはいえロリポップ!でどのくらいのコンテンツ量まで耐えられるのかは懸念材料となる。

結局のところ、『FTPでファイル一式ダウンロード』というオペレーションと、『phpMyAdminでデータベースをエクスポート』というオペレーションを代替してくれるのが、"BackWPup"プラグインの役目。
この面倒なオペレーションを代替してくれるだけでも充分に価値はあるが、サイト全体をリカバリーしなければならないような緊急事態では、結局は技術者による手動オペレーションが必要になるので、その点は留意する必要があるだろう。

あくまでも、『バックアップ』用のプラグインということであって、『バックアップ&リストア』プラグインではないという認識の上で使う必要があると思う。

あと、これは私の環境や操作が何かおかしかっただけなのかもしれないが、WordPressをインストールしたばかりで、特に記事の追加やユーザの追加を行っていないサイトを"BackWPup"プラグインでバックアップしたとこと、"wpn_users"テーブルのデータがバックアップできていなかった。
こういう事象も考えられるので、念には念を・・・ということであれば、phpMyAdminなどで手動でエクスポートもしておいたほうが安全だろう。

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